前回SEOの概要や、SEO対策を行うメリット・デメリットについて紹介しました。
稼げるメディア運営を目指すのであれば、google向けのSEO対策は不可欠だという事は分かったと思いますが、「実際にどのように対策すればよいの?」という疑問が出てくる事でしょう。
そこで、今回は実際にSEO対策を実施する際に、具体的に意識すべき事に関して“googleが求める事”についても触れつつ、紹介していきます。
SEO対策で意識すべき事とは?
自らのメディアでSEO対策として一番意識すべきは、読者にとって“最良な情報”を提供出来るコンテンツかどうかという点です。
“SEO対策”とインターネットで調べると、様々な施策やテクニックが出てきますが、最も大事な施策は意外とシンプルで、他の誰よりも読者の為になるコンテンツを作成する事です。
「読者にとって“最良な情報”」となる中身にする為に、大事になってくる事は次の2つです。
読者のNeeds(顕在/潜在)を正しく分かる事
コンテンツを作成するにあたって、まず初めに行う事は「誰向けに、どんな事を伝えるか」という読者を想定する事です。
そして、大事な事は想定読者がその中身から“何を知りたいか”という読者のNeedsを正しく理解する事です。
さらに、読者のNeedsには顕在Needs(読者自らが知りたいと思っている事)と、潜在Needs(読者自らも気づいていないが、本当は知りたい事)があり、各々を正しく理解した上で両方のNeedsに即した内容のコンテンツを提供する必要があります。
読者のNeedsに即したキーワードを選択する事
読者のNeedsを正しく理解した上で、そのニーズを正確に表現する為のキーワードを選択する必要があります。
いくら正しい読者のNeedsを理解出来たとしても、そのNeedsに即したキーワードを選択する事が出来なければ、読者の目に触れる事は少なくなります。
例えば、副業に対して興味を持ち始めている読者の場合のNeedsとして高いのは「副業を始めたい」「おすすめの副業を知りたい」という事が想定する事が出来ます。
この場合、読者のNeedsに即したキーワードは「副業 始め方」や「副業 初心者 おすすめ」などになりますが、仮に「副業 会社にバレない」などとメインのNeedsに合っていないキーワードを選ぶと、読者が知りたい情報とはかけ離れてしまうので要注意です。
読者のNeedsを正しく理解した上で、Needsに即したキーワードを選び、その内容に合った中身になるようにメディアを作り上げていく事は、SEO対策の中で何よりも大事です。
SEO内部対策と外部対策
SEO対策の考え方には大きく分けて、「対読者」と「対google」の2つの考え方があります。
読者にとって最良なコンテンツを作成する事が「対読者」向けの対策ですが、「対読者」向けだけで検索上位に位置する事は非常に難しいです。
検索上位を狙うのであれば「対google」向けの対策も不可欠です。
もう少し具体的言うと、google自らは無数にあるコンテンツが読者にとって最良な中身かどうかの判断はつきません。
その為、googleは最良の中身か判断する為に、google独自のアルゴリズムを持っており、そのアルゴリズムがいくつもの判断指標を持って、コンテンツの良し悪しを決めています。
googleのアルゴリズムに良い中身だと判断してもらう為に行う対策として取られるのが「内部対策」と「外部対策」です。
内部対策
SEOの内部対策とはgoogle推奨のルールに基づいた適切なサイト設計にする為に、メディアのクローリングやインデックスなどの内部構造を最適化する事です。
具体的な内部対策は沢山ありますが、基本的なポイントは次の通りです。
内部対策は細かな事が沢山ありますが、一つひとつ自力でやっていく事は初心者にとってかなり難易度が高いです。
WordPressを使用している人であれば、内部対策を施している有料テーマを購入するのも1つの手だと思います。
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外部対策
SEOの外部対策とは自らのメディアが外部サイトからのリンクが沢山あるかどうかという事になります。
しかも、被リンクが多いだけが外部対策になるというわけではなく、E-A-Tに関連した被リンクを沢山獲得する事が一番の外部対策となります。
具体的にいえば、権威性のある被リンクというのは紹介するコンテンツ内容の「公式サイト」や「国や自治体のサイト」の事で、そういったサイトから被リンクを獲得すれば、googleが自らのメディア対して「良いコンテンツだ」と判断してくれます。
googleが求める事とは?
SEO対策で大事な事は、読者にとって最良なコンテンツを提供する事に加え、「対google」向けに内部対策・外部対策を行っていくという事がわかりましたが、それらをより理解する為にはgoogleがどのような事を求めているのかを知る必要があります。
引用元:Google HP _ Googleが掲げる10の事実
この10の事実をgoogle自らが掲げている事から、この考え方に沿った内容の中身を生み出していく事が、googleが求めている事に適合したコンテンツだといえます。
ここで紹介したSEO対策は、googleが掲げる内容に合致しているものになるので、読者にとって最良な中身を作った上できちんと対策をする事ができれば、検索上位を獲得する事が出来るようになってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は実際にSEO対策を始める際に、具体的に意識すべき事に関して「対読者」「対google」という視点で紹介してきました。
何よりも大事な事は“読者にとって最良なコンテンツを作る”という事を軸にして、googleに認められるように対策をしていく事で、検索上位を狙っていきましょう。