ブログとメディアを運営をしている人は、よく「SEO」というワードを目にするはずです。
SEO対策はブログやメディア運営を成功させるためには必須だと言われますが、初心者の方は「そもそもSEOって何?」「SEO対策はどんなメリットがあるのか?」などの疑問を持っていることでしょう。
SEOは“ユーザー目線に立ってブログやメディアを最適化していく”ことが重要ですので、徹底的に“ユーザー視点で”の検索利便性を向上していくためにはどうすればよいかを考える必要があります。
今回はSEOについての概要からSEOのメリット・デメリットに至るまで、ブログやメディア運営に役立つ情報を徹底解説していきます。
SEOとは?
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと“検索エンジン最適化”と表現します。
GoogleやYahoo!などといった検索エンジンに対して、自身のブログやメディアの評価を上げて、検索上位に表示されるように最適化させることをSEOといいます。
具体的には、ユーザーにとって価値があって充実したコンテンツを提供し、自身のブログやメディアを認知されやすくするために被リンクを集め(外部対策)、自身のブログやメディアのクローリングやインデックスを最適化(内部対策)させることで、検索上位に表示させることです。
正しくSEO対策を行うことで自身のブログやメディアの集客力が高まり、結果として高い収益に繋がるといえます。
SEOのメリット
SEO対策を行うことで得られる具体的なメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
実際にブログやメディアで稼ぐという観点でのメリットを見てみましょう。
購買意欲の高い消費者の集客力が上がる
インターネット上で消費行動を起こす大半のユーザーは、消費行動を起こす前に検索行動を起こすことがわかっています。
そのため、SEO対策を実施して検索上位に表示されたブログやメディアであれば自ずと集客力が上がっていくことに加え、購買意欲の高いユーザーが集まってくるといえ、結果として収益を上げやすくなります。
コンテンツの資産化
自身のブログやメディアでSEO対策を実施し、ユーザーの満足いくコンテンツを作ることができれば、検索上位をキープすることが可能となります。
そのため、一度労力をかけて作ったコンテンツ自体が長い間、収益をもたらす資産となります。
広告と比較して費用対効果が高い
web広告に費用を掛ければ、一定の効果は得ることができます。
しかし、SEO対策はweb広告に比べて労力は掛かるものの、SEO対策が施されたコンテンツさえ作ることができれば、掛ける費用は最小限で生み出される収益を最大化することが可能です。結果として費用対効果は広告よりも高いものとなります。
中長期間の集客が見込める
一度SEO対策を実施して上位検索の位置を確保してしまえば、検索エンジン側の大型アップデートによって順位が下がることか、ライバルが自身よりも影響の強いSEO対策を施さない限り、中長期間にわたって集客が見込めます。
ブランディング効果
検索結果で上位に表示されているサイトがユーザーに与える信頼性や安心感はとても高いものになります。
従って、SEO対策をして上位検索に位置することはブログやメディアで紹介する商品やサービスの成約率を高めます。
その結果、認知されているブランドの認知力を高めるだけでなく、認知されていない商品やサービスをブランドとして育てることもできます。
ブランドとして確立されることでインターネット上の認知度が広がり、口コミが口コミを呼ぶことで被リンクを獲得し、上位検索の位置を確立する流れに繋がります。
SEOのデメリット
反対にSEO対策を行うデメリットとして考えられることは次の通りです。
成果が不安定
ブログやメディアで稼ぎたい人は基本的にSEO対策を行った上でコンテンツを作成しています。
そのため、誰でも簡単に成果を上げることは難しいことに加え、検索順を決めるアルゴリズムが不確実なことが多いため、安定して成果を上げることは至難の業ともいえます。
さらに、検索エンジンの大型アップデートによって上位表示されていたブログやメディアが急に順位を下げる場合がある点も不安定な要素の一つといえます。
成果が出るまでに時間が掛かる
SEO対策は非常に多くの項目があり、それらを全て自身のブログやメディアに反映していくことは多くの時間が掛かります。
また、SEO対策を実施した効果を検証するにも時間を要することから、検索順位に反映されるまで時間が掛かるといえます。
労力が掛かる
SEO対策で何よりも重要なのはユーザーにとって有益なコンテンツであるかという点です。
そのため、充実したコンテンツ作成に時間と手間が非常に掛かるといっても過言ではないでしょう。
日本で一番使われている検索エンジン
検索エンジンは「Google」「Yahoo!」「bing」「Baidu」と様々ありますが、日本ではどの検索エンジンが一番使われているのでしょうか。
結論としては、日本で一番使われている検索エンジンは「Google」です。
そのシェアは80%近くもあり、2位以下を大きく突き放しています。
日本の検索エンジンシェア 2020.4時点
順位 | Desktop | Mobile | Tablet | Total | ||||
シェア | シェア | シェア | シェア | |||||
1 | 78.59% | 75.16% | 70.11% | 76.75% | ||||
2 | Yahoo! | 15.42% | Yahoo! | 24.28% | Yahoo! | 27.17% | Yahoo! | 19.87% |
3 | bing | 5.39% | bing | 0.2% | bing | 2.25% | bing | 2.9% |
4 | Baidu | 0.24% | Baidu | 0.16% | DuckDuckGo | 0.23% | Baidu | 0.2% |
5 | DuckDuckGo | 0.16% | DuckDuckGo | 0.1% | Baidu | 0.15% | DuckDuckGo | 0.14% |
6 | YANDEX RU | 0.05% | YANDEX RU | 0.03% | YANDEX RU | 0.03% | YANDEX RU | 0.04% |
データ参照元:statcounter GlobalStats (Search Engine Market Share Japan)
データからもわかると通り、日本はGoogleとYahoo!の2つの検索エンジンで95%以上も占めています。その中でもGoogleは圧倒的なシェアを誇っています。
ちなみに世界全体を見ても、Googleのシェアは90%以上と圧倒的な存在感です。
つまり、BLOGやMEDIAで稼ぐためには「Google」が認める最適化条件に合わせたSEO対策をする必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はBLOGやMEDIA運営に役立つ情報として、SEOについての概要からSEOのメリット・デメリットに至るまで解説してきました。
国内外におけるGoogleのシェアは圧倒的であり、稼げるBLOGやMEDIAを目指すのであれば、Google向けのSEO対策は必須といえます。
次回からは詳細なSEO対策の方法について詳しく解説していく予定です。